レーザー治療

キィーンキィーン、ガリガリ。この音ってとても痛そう・・・。
レーザーを使った治療なら!
ピーピー。圧迫感のない小さな音で振動もなく、虫歯の部分だけを最小限に取り除くことが出来ます。
さらに、レーザーを当てた部分は硬くなって歯が強くなり、膜のような状態で歯の組織を保護します。
虫歯の状態によっては、痛みはほとんど感じません。
また、レーザーの殺菌作用で虫歯を撃退。治療中の歯の虫歯菌の増殖を抑えるので治りを早めることができるのです。

当医院では、患者さんにやさしいレーザー治療を行っています。

  • 一回のレーザー治療は、短時間で終わります。
  • 症状によっては少々の麻酔をかけて治療します。
  • レーザー治療は、出血もほとんどなく、傷あとも残りにくいのです。
  • レーザー治療は治りも早くなり、 治療後の痛みもほとんどありません。

今までの歯科治療といえば、「抜く」「削る」「痛い」などといった不快なイメージが強かったのですが、レーザーを使用すると、痛みを和らげ、「抜く」とか「削る」ことを最小限にできます。歯グキなどのハレをおさえ、歯周病を治療し、キズの治りを早くするだけでなく、虫歯になりにくくしたり、虫歯になってしまったら必要最低限の除去治療ができるほか、歯を白くするなどの特別な処置にも使われます。 ご紹介した治療方法はほんの一例で、他にもいろいろな治療に応用できますので、スタッフまたはドクターにご相談ください。

レーザーとは…

レーザーは1秒間におよそ1兆回以上も振動するエネルギーの強い光です。その種類は100種類以上あり、あらゆる分野で大活躍しています。レーザーはわたしたちの生活の中でもCD、バーコードリーダーなど身近ところで多く使われています。
今やレーザーなしの生活など考えられないほど使われているのです。

体にやさしいレーザー

レーザーは光のエネルギーが熱エネルギーにかわり、熱影響が生体の表面に限られるので、周りの組織への影響が少ない安全なもので、歯科の治療に最適で体にやさしいレーザーなのです。レーザーは出血させずに悪いところを除去するだけでなく、痛みを和らげたりハレをおさえ、キズの治りを早くする効果もあります。副作用も少なく、妊娠中の方や、高血圧の方、心臓疾患でワーファリンを服用されている方、人工透析されている方でも、ドクターの適切な診断と治療・指導のもとで、レーザー治療を受けていただくことができます。炭酸ガスレーザーは、歯科治療に最適で、体にやさしい光なのです。

  • 虫歯予防と治療

    歯のミゾは複雑で深く入り組んでいるため、そこにたまってしまった食べカスなどはハブラシだけでは取り除くのはむずかしいものです。レーザーは、ハブラシが届かないところでも、熱エネルギーで虫歯の原因となる虫歯キンをやっつけます。しかもレーザーによって歯が強くなり、虫歯になりにくくなる他、歯を強くするためのフッ素も浸透しやすくなります。虫歯の程度によってはレーザー治療のみで虫歯の進行を止めたり、除去することもできます。

  • 歯周病

    歯周病は歯グキから血が出たり口臭がひどくなったりして、そのまま放っておくと歯が抜けてしまうことだってあります。こんな時もレーザーは活躍します。歯と歯グキの間のミゾにレーザーをあてて歯周病キンをやっつけます。レーザーをあてることで歯周病の原因となっている細菌が急激に減り、ウミが自然に出て、出血や痛みがおさまり、治りを早くします。ブラッシング指導・歯石除去ほかの歯周病治療と併行してレーザー治療を行います。

  • 知覚過敏

    水を飲んだりハブラシをあてると歯がしみるといった症状はありませんか?その原因として知覚過敏が考えられます。これは象牙細管という歯の神経につながる孔(あな)が開いていて神経が刺激されるからです。こんなときレーザーで治療すると歯の表面に薄い膜ができて孔(あな)をふさぎ、歯の神経を保護するので痛みやしみることを防ぐことができます。

  • 歯グキの黒ずみ

    メラニンという色素により、歯グキが黒くなることがあります。こんな時もレーザーはこの黒ずみをきわめて短時間で除去します。数日後にはもとのきれいなピンク色の歯グキに生まれ変わります。

  • 口内炎

    お口のなかや、唇にできる口内炎や口角炎の痛みは、レーザーですぐ和らぎ、治りも早くなります。入れ歯があたってできる潰瘍(かいよう)にも効果があります。

歯科でも様々なレーザー治療器がありますが、当医院では炭酸ガスレーザーを使った治療をしています。